平成風俗(初回限定盤)

平成風俗(初回限定盤)

楽曲はどれもよろしいですが、多少映画「さくらん」のイメージがついてしまうことは良いのか悪いのか。今回は「加爾基 精液 栗ノ花」をベースに延長として更に濃くしてプラス東京事変で見られたジャズアレンジの効いた楽曲を散りばめたという印象。ダメだという人は少ないアルバムだろうと思われるが、どうも自分はこういう楽曲に多少飽き飽きしてきたのが素直な意見。「無罪モラトリアム」の時のような音楽も久しぶりに見せて欲しい。しかし歌はやっぱり上手い。だから聴く分には申し分ない。しかし新しい椎名林檎を期待して聴くと物足りないかもしれない。